【夏は発酵祭り！】簡単料理でレパートリーを増やしてコロナに負けない体づくり

発酵食って体に良いときくけどなぜ？
どうして免疫力を高めるの？
どんな発酵食があるの？
といった質問にお答えします。
そして超簡単にできる発酵食も紹介します。

なぜ発酵食が体に良いの？

消化の負担をへらし、体の代謝をアップ

ローフードと同じ理由です。

人の体には大きく「消化酵素」と「代謝酵素」の２つの潜在酵素があります。

「消化酵素」食べ物を分解する
「代謝酵素」美容や免疫力にかかわる

酵素は毎日体内で生産されますが、20代をピークに生産能力が低下していきます。

若い時と同じように肉類や添加物の多い物など消化にエネルギーがかかるものを食べていると「消化酵素」が足りなくなり、体をメンテナンスするはずの「代謝酵素」が消化にまわされてしまいます。

そうすると、体のメンテナンスが追い付かなくなり、老化の加速や肥満などになります。

そこで発酵食の出番！

発酵食は微生物がすでに食材を分解してくれているので、体の中の消化酵素の消費を軽減してくれます。

「消化酵素」を節約してくれるので、体内酵素を「代謝酵素」に回すことができます。
それにより、毒素排出や細胞の入れ替えなどができ、体のラインをキレイに保ったり、老化のスピードを遅らせたりします。

腸内環境を整え免疫力をアップ

腸で人の免疫力の70％は決まると言われています。

免疫細胞をつかさどる白血球の中のリンパ球の約70％が腸に集中しているためです。

腸には体に有益な働きをする「善玉菌」
有害物質を作る「悪玉菌」
２つの菌の勢力が強いほうに味方する「日和見菌」の3種類の腸内細菌がいます。

善玉菌が増える→腸内環境が整う
悪玉菌が増える→下痢や便秘

発酵食には善玉菌を増やす働き→発酵食＝免疫力アップとなります。

自宅で簡単にできる発酵食　８種

発酵食は様々なものがありますが、次のものは実際に私が自宅で作っていた発酵食です。
市販のものに比べ、加熱処理されていないので栄養があり、添加物なしの安全で美味しいものができます。

・甘酒
・塩麹
・塩レモン
・ぬか漬
・味噌
・キムチ
・酵素ジュース
・テンペ

超簡単！発酵食の作り方　３種

炊飯器で作る”甘酒”

米一合、米を炊くための水360ml、冷ますための水360ml、生の米麹400g(乾燥麹は200g)

１．炊飯器でご飯を炊く
２．①に冷ます水を加えて炊飯器の中で60℃にする
３．60℃になったら麹を入れしっかり混ぜる
４．炊飯器のふたをあけたまま濡れふきんをかける
５．2～3時間後に一度混ぜ、ふきんを濡れふきんに変える
６．炊飯器を6時間以降8時間保温にしてペースト状になったら完成

部屋においておくだけの”塩麹”

米麹100g、自然塩35g、水110g

賞味期限は6ヶ月程。

冷蔵庫においておくだけの”塩レモン”

低農薬約500gのレモン1.5個、自然塩25g（レモンの重量の10％）
500ml容量瓶分が作れます。