本日は体の不調の原因になっているかもの
”内臓冷え”についてお伝えいたします。
疲れやすい、だるいといった倦怠感や、便秘や下痢などのお腹の不調、それはもしかしたら内臓の冷えが原因かもしれません。
内臓型冷えの原因とセルフケアについてお話しますね。
内臓温度を上げるメリット
まずは大切な内臓温度をご説明します。
- 内臓温度:内臓の温度のこと(体温計などで測って出てくる数値とは異なります)
- 表面温度:体温計で測れる体の表面温度
- 健康な人であれば体表温度より内臓温度の方が1~2度高く、37.2度から38度ぐらいが理想
この温度より下がってくると内臓は寒さで動きが鈍くなります。
内臓が冷えると、動きが鈍くなり、本来人間に備わっている、健康を保とうとするあらゆる体の機能がうまく働かなくなります。
具体的には、
がん、腎臓病、心筋梗塞などのリスクが高まるほか、糖尿病といった生活習慣病や、
風邪やインフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなってしまいます。
また基礎代謝が落ちるので、太りやすくなり、さらに肩こり、腰痛、便秘、胃もたれなどの症状があらわれることもあります。
内臓温度が低いと、自律神経が乱れやすくなり、イライラや集中力の欠如、やる気といった精神的なものにも悪影響を及ぼす危険性があるのです。
内臓の温度が低下すると、内臓は寒さで動きが鈍くなるんだね。
そのせいで様々な不調が体に現れるんだ!
逆に内臓温度を上げれば、
あらゆる病気を遠ざけることができるということです。
1.老化に効く
2.痩せやすくなる
3.さまざまな病気を予防する
老化に効く
なぜ内臓温度を上げると老化しにくくになるのか。
そのカギは活性酸素にあります。
私たちは呼吸によって大量に取り込んだ酸素を使ってエネルギーを作り出すのですが、その過程で発生してしまうのが酸化作用を持つ活性酸素。
この活性酸素はがんなどのさまざまな病気の原因となるほか、血管や皮膚などの老化を促進させ、動脈硬化やシワやシミといった老化現象を引き起こす原因となります。
活性酸素の生産を増えすぎないようにするためにも、内臓温度を高いまま保つということが病気を遠ざけ、若々しい元気なカラダを手に入れるためには必要なことなのです。
- 内臓温度が上がり 新陳代謝が活発になる→見た目の老化も防げる
- 新陳代謝が活発になる→古い細胞と若い細胞の入れ替わりが活発になる→肌のハリやツヤがよくなる
- 細胞が入れ替わる過程で、疲れも回復→疲れにくい体になる
身体の外も中も、若々しさを保つために、内臓温度を上げることを
ぜひお勧めします!
脳の老化も内臓温度を上げると影響するんだよね。
血流を良くして内臓温度を上げることで、脳が活性化されて、老化の進行を抑えることにつながります。
脳を活性化させるに は十分な酸素と栄養が必要で、それを運ぶのは血液。
血流が悪くなると十分に栄養が脳に回らなくなり、加齢とともに衰えてくる脳の機能をさらに弱体化させることになるのです。
痩せやすくなる
内臓温度を上げることで健康で痩せやすい体が手に入ります。
何をやっても痩せない!という方は、内臓温度が低下していることが原因なのかもしれません。
内臓温度が1度低下すると基礎代謝が約15%も低下してしまうからであり、
成人女性ではこれはおにぎり1個分のカロリーに相当します。
内臓温度が下がった状態が続くと、それだけで食事量が変わらなくても太ることになり、痩せにくくなります。
- 逆に内臓温度が上がる→基礎代謝がアップ→1日の消費カロリーが上がる→食事量が変わらなければそれだけでダイエット!
- しかも、基礎代謝が上がる→高血圧や糖尿病、動脈硬化のリスクを高める内臓脂肪が落ちやすい!
健康のために痩せたい!という人にとっては
ぴったりのダイエット方ですね。
さまざまな病気を予防する
私たちの日常には様々なウイルスや病原菌が存在しています。
それらから常に身体を守ってくれるのが免疫システムです。
免疫力下がることで、 さまざまなウイルスや病原菌から体を守れなくなってしまいます。
内臓温度を1度上げると免疫力が5倍。
内臓温度が1度下がると免疫力が30%下がるとも言われています。
内臓温度が下がって免疫力が低下すると一気にがんのリスクも高まります。
体の中で新たに作られたがん細胞を見逃す可能性が出てくるからです。
さらに、がん細胞には低温を好むという特徴があり 35度台が最も活発に働くと言われています。
内臓温度が低い状態はがん細胞にとっては最適なんだね。
逆にがん細胞は高温に弱いと言われています。
がんを遠ざけるには内蔵を温めるのが重要になります!
体を冷やしてしまう原因
内臓を冷やしてしまう原因を知り、これらを取り除くことから始めなくてはいけないですよね。
内臓を温めて、それから、さまざまな健康法を試すと、今まで以上に効果が実感できると思います。
皆さんの中では謎の体調不良に悩まされていたり、肩こり、腰痛、頭痛などの痛みに苦しんでいたり、すぐに疲れてしまったり、冷え性に悩まされていたり、便秘に悩んでいるという人がいらっしゃるのではと思います。
そんな人にこそ 内臓を温めてほしいと思います。
平熱は36度以上で結構高いから、私には関係ない話だなと思われる人もいるかもしれません。
しかし、体温が高くても、内臓温度が低い人もいるのです。
内臓が冷えているかどうかはお腹に手を当てるとわかります。
お腹が冷たい場合は、冷えていると思っていいと思います。
なぜ、こんなに多くの人が内臓を冷やしてしまうのでしょうか。
1.体の中から冷やす食習慣
2.血流を悪くする生活習慣
3.自律神経を乱れさせる生活習慣
体の中から冷やす習慣
冷たい食べ物や飲み物が体の中に入ってくると、内臓を直接冷やしてしまうことになります 。
たとえば生野菜。特にトマトやレタス、キュウリ、ナスといった夏野菜。
または、南国で採れる野菜や果物。
夏が旬であったり、暑いところでよく採れるものは、水分が多いなど体を冷やす作用があると言われています。
体を冷やすと言われる野菜を食べる場合は、温めて食べたり、極端に食べ過ぎないということが重要です。
サラダを食べる少し前に冷蔵庫から出して常温にしたり、ショウガドレッシングにして食べるやり方(お酢、しょうゆ、オリーブオイル、塩、コショウ、すったショウガを混ぜる)もあります。
逆に体を温めてくれる野菜も多くあります
根菜類、人参 ごぼう、れんこん、芋類などには温める力が備わっています。 野菜が好きな方は是非それらの野菜も積極的に食べるようにしてくださいね。
朝に食べるヨーグルトも気をつけてください。
朝は1日のうちで一番体温が低い時間帯です。
内臓が冷えている時に、ヨーグルトを食べてさらに冷やすことになります
どうしても朝にヨーグルトを食べたいなら、ヨーグルトを食べた後に、 体を温める食べ物や飲み物で内臓を冷やさないようにしましょう。
冷たい飲み物や食べ物に注意だね!
私も昔は毎朝、きなこバナナヨーグルトを食べて、お腹が冷えていました。
今は、氷入りのものは飲まないようにとかしています。
キンキンに冷えたビールが美味しいのですが・・・
健康であれば、基本的には食べてはいけないものはないと思っています。
ただ、冷たい物を食べたら、温かいものを食べる、サラダや果物を少し前に冷蔵庫から出して常温で食べるといった体を冷やさない習慣をつけておくと、10年後の体は違ってきます。
血流を悪くする生活習慣
- 暴飲暴食
- 血管を圧迫する衣類
- 薄着
- 姿勢の悪さ
温度が常に一定に保たれているのは、血液が体の隅々まで流れているおかげです。
理想の内臓温度を保つために、体の中で作られた熱エネルギーが血流に乗って、体の隅々まで運ばれていきます。
血流が悪くなると、熱エネルギーがうまく運ばれなくなるため、少しずつ内臓温度を下げていくことになります。
自律神経を乱れさせる生活習慣
人間の心臓や腸、胃、血管などの臓器は交感神経と副交感神経という2つの自律神経によってコントロールされています。
しかし 自律神経は睡眠不足、ストレス、生活リズムの乱れなどによりバランスが乱れてしまうことがあります。
内臓を温める方法
- ショウガなどの温める食材を食べる
- 湯船につかる(38度~40度のぬるめのお湯)
- 締め付けない洋服を着る
- 化繊のものを避ける(静電気で冷えるため。ユニクロ好きな方要注意)
- 筋肉をつける
- ストレッチやウォーキングをする
もしかしたら今の不調は内臓冷えが原因のものもあるかもしれません。
温めることを意識すると体調も改善し、痩せてキレイになるかもです!
10年後も健康でいられるようにしょうね!
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文字だけでお伝えするのは限界があるなと感じながら書いています。
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